静岡産クラウンメロン・山形産佐藤錦化粧箱アソート

【佐藤錦】
「佐藤錦（さとうにしき）」は、山形県の佐藤栄助氏が「ナポレオン」と「黄玉」を掛け合わせて育成したさくらんぼです。育成が行われたのは大正時代。繰り返し選抜・育成を続けた末に食味の優れたさくらんぼが誕生し、1928（昭和3年）年に苗木商の岡田東作氏により佐藤錦と名付けられました。果実の重さは8～12gくらいで、果皮は鮮やかな紅色をしています。果肉は柔らかく乳白色で、甘みと酸味のバランスが良く、糖度が非常に高く17度前後にもなります。(個体差はありますが、時には20度以上になる事もあります。)酸味は控えめで、果汁を豊富に含んでいます。味わいは、しっかりとした甘みの中にほのかな酸味のバランスが良く、さくらんぼの中で最も美味しい言われている品種です。プチンッ！と弾ける食感と程よい酸味、極上の甘さは絶品で、品質の高さと収穫量の多さから、今日も日本を代表するさくらんぼとして長年にわたりトップブランドであり続けています。高品質でルビーのような輝きはまさに「赤い宝石」です。さくらんぼの代名詞とも言える上品かつ繊細な味わいがお楽しみいただける『佐藤錦』の素晴らしい美味しさをお楽しみください。

【佐藤錦の美味しさのひみつ】
佐藤錦は「ナポレオン」と「黄玉」を親に持つため甘みが強く日持ちに優れた品種です。母親である「ナポレオン」は果肉がかためで酸味が適度にあり日持ちに優れた品種です。そして父親の「黄玉」は保存性は低いものの甘味が強い品種です。この2つを交配することで、食味と保存性を両立させた佐藤錦が生まれました。味はしっかりとした甘みを感じることができ、食味は母親譲りでややかためで適度な甘酸のバランスを楽しむ事ができます。両親の優れた特性を併せ持つ佐藤錦はとても優良な品種なのです。

【さくらんぼの歴史】
さくらんぼは有史以前からヨーロッパ各地で自生していて、栽培も紀元前300年頃にはすでに行われていたようです。日本では平安時代の書物「本草和名」に「桜桃」（和名かにはさくらのみ)と記述されていますが、これは中国の「シナミザクラ」だと考えられています。また、「新刊多識編」(1631年)にも「桜桃」(にわさくら)という記述がありますがこちらも同様に中国の桜桃だと考えられています。現在のようなさくらんぼが日本で栽培されるようになったのは明治時代初期のことです。アメリカやフランスなどの品種が導入され、それらが北海道や山形県で定着。現在では山形県をはじめ青森県や山梨県などで栽培されています。

【摘みたての美味しさをお届けいたします！】
こちらの商品は専用の化粧箱に摘みたてのさくらんぼをキレイに箱詰めし、さくらんぼの品質を損なうことなく良い状態のままお届けします。果物の中でもデリケートなさくらんぼは、触れる回数が少ない程鮮度が保たれます。化粧箱のおかげで輸送中も衝撃が少なくなり、きっちりと詰められていますので新鮮な状態でお届けできます。